
ある調査によれば、中学生(3年生)の通塾率は8割を超えるそうです。それほど私たちの生活に身近になった「学習塾」。「一体、いつから塾に通い始めるべきなんだろう?」そんなふうにお悩みになる方も多いと思います。
結論から言うと、塾には「勉強に困る前に通う」のが一番です。
これは、歯医者さんに行くのと同じ理由からです。問題を放置してしまうと、解決するのに時間がかかり、費用や精神的な負担も大きくなります。例えば、中学2年生で塾に入った生徒が中学1年生の時の単元でつまずいている場合、その問題を解決するのに最低でも半年は必要になります。
このことから、「困る前に通う」ことの重要性がわかります。
さらに具体的には、特に注意すべき時期が2つあります。
1つ目は、小学4年生になるタイミングです。
この時期は「10歳の壁」または「小4の壁」と呼ばれており、子供の成長に合わせて学校の授業内容が変わる時期を指します。具体的には、学習内容がより抽象的かつ論理的になり、「直感的にわかる」ものではなくなります。この変化が原因で、「勉強嫌い」が固定化されやすく、苦手意識がつきやすい時期です。そのため、この「壁」を迎える前に、勉強がスムーズに進んでいない場合は、通塾を検討すべきと言えます。
2つ目の大切なタイミングは、小学6年生を卒業する時です。
このお話をするには、受験のお話が必要になるので、軽くさせて頂きます。多くの保護者が「それなりの高校に入れればいい」と考えがちですが、実際は「それなり」の高校でも入試は容易ではありません。「それなり」を偏差値55程度の高校とすると、9教科で最低でも、オール3に4が4つ必要です。さらには、入試では330点(1教科あたり平均66点)が必要になります。国語を除いて、他の科目で平均点以上を取る必要があります。入試は学校のテストとは違うので難しいため、万全の準備が不可欠です。
となると、中学校の学校の勉強でつまずいている余裕が一切ありません。塾では学校の授業の予習をして、学校の授業を復習するくらいがちょうどよいでしょう。そのため、小学6年生の時に、小学校の学習内容が理解できているか、中学校の予習ができているかをチェックすることが大切です。
以上のことから、結論は「困る前に塾に通う」ことです。
検討すべきタイミングは、「小学4年生になったタイミング」と「小学6年生を卒業するタイミング」であることを念頭に置いていただけると幸いです。
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