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執筆者の写真Kentaro K

共通テスト英語の難化は本当?新時代の対策が求められる理由

更新日:6月27日


英語の授業

共通テスト英語に一言、



「難化しすぎ」



正直、英語が難しすぎます。



センター試験から共通テストになり、



・リスニング50点、リーディング200点が、それぞれ100点ずつに変更


・発音・アクセントや文法問題などが一切排除され、全て長文問題に変更



この辺りは周知の事実かと思います。



しかし何より驚くべきは、英単語の数です。



今から約20年前、2003年のセンター試験では約3,000語でした。


それが2020年の最後のセンター試験では4,300語


そして共通テストに変わった2021年には5,500語


最新の2024年度のテストでは6,300語です。



共通テストの必要語彙数


6,300語・・・


この語数の長文を解いていくためには、1分に150語を読む英語力が必要です。


※ピンと来ないかもしれませんが、英検準1級に余裕で受かるレベルとお考えください。


一体どれほどの都内の教員がこのレベルに達しているでしょうか?


塾・予備校の先生すらも怪しいです。


そう考えると、高2の終わりや高3から「そろそろ大学受験の勉強始めるか〜」

そんなノリで準備をしても、到底間に合いません


国立大学を狙うなら、最低でも共通問題トップ校の高校に進学し、

高1から受験を見据えた勉強をしていないと、共通テストに対応した英語力はつきません


また、2025年度の共通テスト(来年の高3ですね)から、問題の改修が予定されており、

より難易度の高いテストへと生まれ変わります。


テストと、現場の教育レベルの間に大きな乖離が見えてしまいます。


センター試験が共通テストになり、安易に私大の滑り止めに使えなくなりました。


そして国立大学に進学する道も、相当に険しいものになっています。



●何をすればいい?


基本的に共通テストで点数を取るには以下のステップで勉強を進めましょう


1、文法(文法別:超基礎~問題演習)



2、文法(文法混在型:発展演習)

目安:高2の秋頃まで



3、精読(1文1文を正しく理解する)

目安:高2の夏頃~



4、多読(読解スピードの向上)



5、過去問演習


センター試験までは1~4のステップを順にこなしていけば良かったのですが、

共通テストになり、読解力が重視されたことから、対策の仕方が変わりました。


文法別文法演習・文法混在型文法演習は早期に終わらせること

(遅くとも高2の秋までには)


精読・多読は並行して高3の12月まで行うこと

(分からない文法は戻って復習をすること)


多読の際はリスニング対策も兼ね、CD付きの教材でシャドーイングをしながら行うこと


が重要となっています。(ハードですよね・・・)



●おススメ参考書ルート(現在作成中)


1、文法(文法別超基礎~問題演習)




2、文法(文法混在型:発展演習)について




3、精読について




4、多読について





●新中3の皆さんへ


国立大学への進学を検討しているのであれば、高校選びが超重要になります。


中3の秋に、内申を見て「行ける高校に行く」のではなく、

春の時点から志望校を定め、必要な内申を確認して戦略的に受験に臨みましょう。


また、志望校の進路実績のページは必ず確認しましょう。

進学している大学のボリュームゾーンは必ず確認をするようにしましょう。

(日東駒専ラインがメインボリュームだと、その高校の勉強で国立狙いは厳しくなり、高1から予備校・塾通いは必須になります。)


新高1の皆さん、

東京都立入試の英語と共通テストの英語は高尾山とエベレストくらいの差があります。

油断せずに、すぐにでも高校の予習を開始しましょう👍


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